第一回・第二回のクラウドファンディングプロジェクトでは、ワンランク上の睡眠環境 を求めて、着心地と快適さにこだわった『紡々ガーゼのくつろぎ甚平』＆『半纏ジャケット』を開発。

今回、家で過ごす時間を、もっともっと “くつろげる時間” にするために

・ここからさらに どんな工夫を重ねれば良いか
・もっともーっと 着やすくできないか
・どうすれば ますます 幅広い世代にカッコ良く着てもらえるか

…などなど、話し合いと自社工房での試作 を重ね、ついにこの進化した「なごみヘンプのくつろぎ甚平」が完成しました。

従来ヘンプは、繊維の丈夫さ ゆえに「ゴワゴワする」とされてきましたが、紡績技術が進歩し、糸を細く紡ぐことができるようになったことで、適度なハリ感としなやかさ を併せ持つ高品質な生地が作られるようになりました。

今では、シャツ・ブラウス、コートやパンツなど、様々な衣料品に使用される、注目素材となっています。

今回の「なごみヘンプ」生地は、その名の通り、麻独特の チクチク感が少なく、初めて触った時に、スタッフ一同がその「なめらかさ」や「やわらかさ」に驚いた程の肌触りです。

この なめらか な生地を使うことで、サスティナブルな麻の特性を十分に活かしながら、くつろぎ感 のある「リラックスウェア」に仕上げることができました。

「麻（アサ）」と一言で言っても、リネン・ラミー・ジュートなど、様々な麻素材がありますが、今回くつろぎ甚平に使用しているのは ヘンプ 素材。

・リネン（Linen：亜麻）

・ラミー（Ramie：苧麻）

・ヘンプ（Hemp：大麻）

・ジュート（Jute：黄麻）

ヘンプの和名は 大麻草、ネガティブなイメージを持たれがちですが、日本では縄文時代から生活の中に取り入れられていた 身近な素材 です。

エコロジカルな素材としての性質に注目が集まり、グリーンライフを目指す人々の間で定番の素材になったヘンプ。

“着るだけ” で地球環境への貢献になる この『くつろぎ甚平』を着て、日本古来からの神聖さを感じながら、進歩し続ける素材の魅力をお楽しみください。

── 纏うたびにひんやり感じる接触冷感

熱伝導率の高さや、触れた時に硬く感じる“シャリ感”などの影響により、肌から生地へ瞬間的に移動する熱の量が多いと、私たちは「ひんやりする！」と感じるのですが、この効果は 接触冷感 と呼ばれます。

ヘンプをはじめとする麻は、この 接触冷感機能が高い ことが知られているので、暑さの厳しい季節には市場に麻製品が多く出回ります。

化学繊維にも接触冷感を謳う生地はたくさんありますが、エアコンを併用する必要があったり、蒸れを感じてしまったりすることも多く、使うことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

一方、天然繊維の麻は、エアコンがなかった時代から涼感素材として使用 されてきました。 高温多湿の日本の夏を快適に過ごすための “昔ながらの知恵” を、この機会に見直してみませんか？

今回はベビー服やインナー、水着などに使用されている「フラットシーマ」縫製を採用し、ほかにない着心地の甚平を作りました！

“フラットシーマ”とは、平面縫製ができる特殊なミシン のことを指しますが、海外ではすでに生産を終了していて、現在は日本のみでの生産となっているようです。通常の縫製よりも手間がかかり、技術も必要とされるため、スポーツ用品やインナーに特化した工場などで使用されています。

オーガニックというとキナリ色を思い浮かべるでしょう。

しかし日常にはさまざまな色があり、コーディネートすることで新たなライフスタイルが生まれます。
私たちは自然豊かな高知発のオーガニック寝具メーカーであることから、日本の自然や歴史、食や文化から色を導き出しています。

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